シンガポールは旧正月カレンダーに倣っているので、新年を迎えるのは2月。
今年は、2月5日が祝日だという。
すでに休暇に入っちゃったシンガポールの仕事相手からは、もー全然メールの返信が返ってこないよ。いっくらメールしてもout of officeの自動返信メールばっかりだよ。
だから勝手にもうハッピーニューイヤしちゃおう!!
私は日本に帰国してしまったので直接見られてはいないんだけど、シンガポールの街並みは、こんな感じに盛り上がっているらしいね。
2019年は豚年。Chinese New Yearを目前に街中は豚、豚、豚🐷で溢れている。十二支の中で最も可愛いくてキャラ化しやすい気がする。 pic.twitter.com/6WLXLu8PyC
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) 2019年1月18日
あー戻りたい。
さてさて、シンガポールでは日本と同じように、新年を祝うための「Yu Sheng(鱼生)」という縁起物のお正月料理がありまして。
またの名を「Lo Hei(撈起), ローヘイ」と言って、広東語で、漁師が網を引き上げる動作のことらしい。
雑にまとめると、ちょっと酸味のあるサラダみたいな感じ。
シンガポールにいた時は、毎年食べてました。


カラフル〜!
今日は、シンガポール人の友人から教えてもらった「シンガポール版おせち」の作り方を紹介します!
シンガポール版おせちの作り方
それぞれの具材と願掛けは、以下の通り。

平らなプレートに、順番に盛り付けていくんだって!
手順 | 合言葉 | |
1 | テーブルに材料を全て載せる、全員で集まる。 | 「恭喜發財/gong xi fa cai・万事如意/wan shi ru yi」 (豊かでありますように/みんなの願いが叶いますように) |
2 | 生魚を盛り付ける。 | 「年年有余/ (裕福でありますように) |
3 | ポメロまたはライムをかける。 | 「大吉大利/da ji da li」 (良いことに恵まれ、豊かになりますように) |
4 | スパイス(胡椒など)を加える。 | 「招财进宝/Zhao Cai Jin Bao」 (富と財に恵まれますように) |
5 | 油とプラムソースをかける。 | 「一本万利/yi ben wan li・財源広进/cai yuan guang jin」 (1つのことから多くの利益を得られますように/色々な方法で豊かになれますように) |
6 | 千切りにしたにんじんを盛り付ける。 | 「鴻运当头/hong (良い運が巡ってきますように) |
7 | 千切りにした緑色の大根を盛り付ける。 | 「青春常駐/ching chun chang zhu」 (いつまでも若々しくいられますように) |
8 | 千切りにした白色の大根を盛り付ける。 | 「风生水起/Feng Sheng Shui Qi)」 (早いスピードで成長できますように) 「歩歩高升/bu bu gao sheng」 (仕事でキャリアアップできますように) |
9 | 刻んだピーナッツをかける。 | 「金銀満屋/jin yin man wu」 (金銀をたくさん置ける家になりますように) |
10 | ゴマをかける。 | 「生意興隆/sheng yi xing long」 (仕事で成功し豊かになりますように) |
11 | パリパリに揚げたチップスをかける。 | 「満地黄金/bian di huang jin」 (床が金で埋まるくらい豊かになりますように) |
12 | できあがった魚生(Yu Sheng)をかき混ぜ上げながら、今年1年が豊かになることを祈願する。 | 「Huat ah!」 (富がやってきますように!) |
出来上がった魚生は、「高く上げれば上げるほど良い」「散らかせば散らかすほど良い」と言われている。
まあ、感想としては
願いすぎだろ。
っていう。笑
もう、全部じゃん。全部くださいって言ってるじゃん。
ちなみにマレーシアからは、こんな散らかし動画もありましたよ。
旧正月が近くなると、ドンキやFair Priceで「ローヘイセット」が売っているので是非。
当ブログを春節お祝い圏から読んでくださっている皆さま、良いお年をお過ごしください!
