職歴なしの純ジャパ新卒がシンガポールで現地採用されるために使ったズルい小技

シンガポールの現地採用に必要なのは、ガッツ!….と言いたいところだけど残念ながらそれだけじゃない。

超シビアな話、シンガポールは根っからの学歴社会である。

私のような日本生まれ日本育ちの純ジャパ新卒が、シンガポール就活に臨もうものなら、まず足切り要素となるのが「出身大学」だ。

シンガポール国立大学、南洋理工大学、シンガポール経営大学など、アジアの大学ランキングでも頻繁にその名を轟かせる名門校の数々。こうした大学出身の自国民を採用すべきポジションに、わざわざ代わりとして雇い入れる外国人には、当然高い学歴が求められる。

私が2016年卒で就職活動をしていた時は、日本人であれば「東京大学」か「京都大学」か「その他」という部類に分けられていたように思う。東大京大以外の現地採用組なんて、何の役に立んですかい?みたいな圧力を、シンガポール政府からも求人紹介エージェントからも感じた。早慶出身は、そもそも現地採用ではなくて海外駐在出世コースで渡星していたイメージだしな(汗)

だから大学名でハロー効果を期待できない私は、少しでも優秀に見せかけるように小賢しいマネをしていた。

それが、こちら↓

履歴書でごまかすという荒業

「〇〇 University」に「of Tokyo」をつけて盛る。

これ、本当だから。笑

卒業した大学、が東京にあったのでね。

シンガポールのリサーチ会社の最終面接でも、The University of Tokyo?(東京大学なの?) という質問に、Yes, the university IN Tokyo!(はい東京大学です!) と笑顔で返して、 No, no, no…(ちゃうやろお前)と突っ込まれる始末。

でも学歴は嘘をつけないから、隠しようがないんですよ。困った。

だから東大・京大出身ではないうえに「ド文系野郎」の私は、色々なやり方を試した。

①アルバイト・インターン経験を全て「職歴」書く

今思えば、これも若干詐欺なんだけど。笑

やっちゃったもんはしょうがない。

シンガポール人はアルバイト経験に消極的である。第一に、シンガポールのバイト給料が安い。時給500円そこらで労働するよりも、学業優先は言わずもがな。第二に、実家暮らしが基本であるため、生活費に困窮しているわけでもない。シンガポール卒業要件としてインターンが課されている学部も多いが、さすがに外国人に同じものを求めていないだろう。

ということで!

アルバイトやインターンも「働く」の一環として認められるなら、ワタクシだって立派に就労経験ありますよ!と前のめりになって、全てのアルバイト経験を「Work」欄にぶっ込んだ。

で、面接で「これ正社員じゃないよね?」と突っ込まれられたら、狙い通り。なぜ自分がただのアルバイトを「Work」として扱ったのか、当時の経験や学びを語れるだけ語った。

だってそうでもしなきゃ、新卒で職歴なんてないんだもん…。

シンガポールで働くには、「英語で色んな国の人と」切磋琢磨した、いわゆる異文化に対する意識が重要となる。だから「日本人以外の人と話すの初めて」とか「英語使って何かしたことがない」状態ではありませんよ!と目一杯アピールしたかったのだ。

②英語での面接準備に力を入れる

シンガポールで新卒現地採用されたけど、日本人以外の非日本語話者とまともに会話したのは、2012年(6年前)の話。それまでは外国人の友だちなんていなかったし、英語は「読めるし書ける」けど「聞けないし話せない」という典型的な日本人の英語学習者だった。

英語、苦手です。今でも本当、苦手です。

素のままで英語インタビューなんて挑んだら絶対に落ちる。

それがわかっていたから、英語に面接準備にはものすごく時間をかけた。

(面接対策についての記事は、また今度…)

③実際にシンガポールの下見をする

最後に、もはや新卒とかは関係ないけれど、応募している国のことを良く知っておこうと努力した。

面接で「なんでシンガポールに就職したいの?」って聞かれた時に、どっちの答えに心が動かされるだろう?

A:経済的にも政治的にも合理的であり、今や国際社会のハブとなったシンガポール社会の国家発展の一助となりたいと深く思いました。

B:ホーカーの雰囲気に惚れ込んで生活に不可欠なんです!山椒がウマすぎてシンガポール大好きです!

相手がよっぽど悪い人でない限り、自分が採用者だったら、多分後者の方が好印象だよね(=・ω・=)

自分の国のことを良く言われるのは、どの国の人であっても嬉しいじゃん!

シンガポールの面接は地に足ついた現実主義なので、面接でゴマすれば受かるわけではないんだけど、今振り返ると、シンガポールで暮らせる自信をアピールできたのは効果的であったと思う。

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