引っ掛け?!シンガポール米系企業の採用面接で聞かれた意外な質問

シンガポールで就職したいなら、誰もが必ず通らなければいけない「英語での採用面接」という道。日本生まれ日本育ちの純ジャパ新卒だった私にとっては、そこそこの難壁だった。

ちなみにシンガポール就職に挑戦していた時の、簡単な経歴はこんな感じ。

・文系学部卒

・職歴なし

・日本/ 海外でのインターン経験はあり

・英語力証明は「TOEFL iBT 81点」と「英検2級」

特出してこれというスキルがあったわけではなく、英検についても1級がないなら書かないほうが良いとアドバイスを受ける始末。笑

今回は、そんな私がシンガポールの米系企業の採用面接で、実際に聞かれた質問を紹介します。

シンガポールの採用面接で聞かれた引っ掛け質問

シンガポールでの初めての面接相手は、米系リサーチ企業だった。

高層ビルに入っているガラス張りのオフィスで、シンガポール人のディレクターとの1対1の面接。ドキドキ。

日本で就活をしていた時も、採用面接で100%聞かれていたのが「何で応募したの?」という志望動機だった。シンガポールでも、きっと開口一番聞かれるんだろう。だから即座に言えるように、頭の中で幾度となく反芻していったのを覚えている。

面接担当者は、大手コンサルティングファーム出身の中華系シンガポール人だった。兵役で鍛え上げられた上半身に、ピシッとした青シャツ。淵の細い黒眼鏡の奥で光るキツネ目。THE優秀なシンガポリアンって感じ。

で、肝心の面接が始まって早々。

一発目の質問が、想定外だった。

うちの会社について、知ってることを教えてもらえるかな?

うへ?(・∀・;)

志望動機から聞くんじゃないの?

応募した身だし、そりゃ言えるけど…。

と、思ったんだけど。

実はこの質問、志望動機の確認とほぼ同義だったのです!

シンガポールでの就職・転職の際に、必ず確認するのが英文の職務記述書(Job Description )、通称「JD」とも呼ばれるもの。要は「うちはこういう会社です。採用されたらこれをやってね」という、企業からのお願いリストです。

そのため「会社について知ってること教えて」という質問の意図は、応募者が「どう会社のことを理解し、お願いリストに応えらえるのか」を確認することだったのだ。

いやそんな遠回しな聞き方するんじゃなくて!!
もっと単刀直入に聞いてくれよ!!

って思うけど、お国柄なのか、かなりこういった質問を仕方をされるんだよね…。

シンガポールで日本人採用担当HRをしている友人によると、実際にシンガポールの就職市場では頻繁に聞かれる質問らしい。意気込みや経験のある人材が、入社してから「こんなはずではなかった」と負のスパイラルに陥るのを事前に防ぐためでもあるという。

なのでホームページを見れば誰でも答えられるような企業紹介文に留める、ここでは絶対にNG!

「私は御社のことを〇〇と理解し、△△することで貢献できると思いました」と、自分の経験を踏まえながら答えよう◎

ちなみに。もう一つ、想定外だった質問がある。

面接の終盤に聞かれた質問だ。

うちの会社を「卒業」したら、どうなりたい?

えーと、、、まだ入社すらしてないのに、退社後の進路ですか。笑

なるほど、シンガポールではキャリアアップのために転職をすることは日常茶飯事だから、雑談かな?

と一瞬思ってしまうんだけど。

勿論、これもマッチングの一種!

シンガポールの現地採用は、会社の即戦力となるような人材を積極的に雇う。入社してすぐ、「お願いリスト」に着手できるような人ね。大企業であっても、業界未経験者をゼロから教育するようなサポートは、あまり一般的とは言えない。

そのため「応募者が将来なりたい自分像」と「会社が育ててあげられる人材」のすり合わせが、とても慎重に行われる。会社で得られる知識やスキルが、応募者の希望と合っていなかったら、双方にとってマイナスになってしまうから。

というわけでシンガポールの採用面接では、遠回りな表現で重要な志望動機や意思確認を突っ込まれることが多かった。外資系や日系、業種によっても違うのかもしれないけど。ただでさえ慣れない英語での面接だったので、私は聞かれた時めちゃくちゃ焦ったな…トホホ。

この経験談が少しでもお役に立てれば嬉しいです(=・ω・=)

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