ただの「海外旅行」を「海外就職の下見」にするためのチェックポイント

「シンガポールで働きたいと思ってるんだよねー!」昨年、大学時代の友人から連絡をもらった。

彼女とは数ヶ月に1度、LINEで近状報告する仲だ。海外旅行が大好きで、2018年に入ってからハワイ、チェコ、カンボジア…年がら年中あっちこっち飛んでいる破天荒女子。

え、労働?何それ美味しーのー?並みに就職活動に精を出してなかったのに、本音か知らないけど「海外にタダで行けるから」という理由でCAになって、理想と現実のギャップに苦しむこと1年半で退社。で、転職した先の海外営業アシスタント業務が「今メッチャ暇」らしく、エアライン産業から退いても、相変わらず羽田国際空港の常連客でいるっぽい。

そんな彼女の次の目的地は、ドイツ。トランジットついでに数日間シンガポールに寄るというので、会えることになった。いつものホーカーでサテーを摘みながら、やっぱり「シンガポールいいわー働きたいわー」とおっしゃる。

「シンガポールの就活はどうなったの?」

こう尋ねると、なんともアンニュイな返答がかえってきた。

「まぁ今回は旅行だからねー、就活とは結びつけらんないよね」

えー(・・;)そう?

せっかくシンガポールにいるのに、もったいない!

「海外旅行」と「海外就職」は、なんら関係性がないのだろうか。

ライフスタイルの観点から「好き」なポイントを見つける

普段、海外旅行の行き先はどうやって決めていますか?

太陽がサンサンと照りつけるビーチでのんびり過ごしたい!というアクティビティー重視か。ご当地グルメや夜間マーケットを楽しみたい!という食事がポイントだろうか。それとも、友人や知り合いが住んでいる場所を優先的にあたっていくのか。Instagramのフォトジェニックな風景に、旅行熱が刺激されて思わず航空券をポチってしまうこともあるかもしれない。

いずれにせよ、海外に行くには何らかのきっかけがあるはず!

そして実際に飛んでみると、人々の温かさに心を打たれたり、美味しい食べ物に頬がほころんだり、絶景に感化されたりして、「ここ、好き!」という気持ちが芽生える。

実はこの満足感こそ、海外就職の大きな第一歩だと思っている。

海外就職にはキャリアや収入というハードな面が重要であると同時に、実際に住んでみると文化や気候など、ソフトな面が大切だったりする。

食べ物を好き。街の雰囲気が好き。人々が好き。そういった居心地の良さが生む「好き」が拡大して、「住みたい」「働いてみたい」という感情に変わっていくもの。

だから「海外旅行」は、「海外就職」を実現させるための最高のフィールドワークとして最適だと思う。

ただの「海外旅行」を「就活の下見」にするためのチェックポイント

私が大学新卒でシンガポール就職したのは2016年4月のこと。

シンガポールで働こうと決意するには、やはりシンガポール旅行という「下見」があった。

一度移住してしまったら「こんなはずじゃなかった!」と身を翻すのは簡単じゃないから、ちょっとビビってたのかも。とにかくシンガポールで就職活動を始める前、つまり大学在学中に、シンガポールを訪ねて以下の点を確認した。

✅食文化を受け入れられるか

新鮮な食材が手に入るか。スーパーや屋台の商品は充実しているか。外食するなら相場はいくらくらいか。

✅具体的な生活費はどれくらいかかるか

家賃、交通費、交際費を概算で割り出して、現地就職する際の最低賃金目安にした。

✅言語(特に英語)が通じるか

英語よりも中国語が重宝されていることは、実際に渡航して初めて知った事実。

だけど英語だけ話せれば生活できるということも知り、自信に繋がる。

✅天候は耐えられるか

むしろ日本より安定していてラッキー!だと持った。特に日没後テニスをするのに最適な気温。

✅休日を楽しめる余地があるか

文句なし!

✅移動手段は安全か

地下鉄(MRT)やバス、安価なタクシーが充実しており、移動に全く困らない。

「海外旅行」の延長線上には、必ず「海外就職」がある。

旅行先でも「就職するんだったらどうかな」というアンテナを張っていれば、いつか役に立つこと間違いなし(=・ω・=)

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